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【完全版】国別コーヒーの味や特徴について 22カ国徹底解説

本記事では、産地別のコーヒーの味や特徴について解説をしていきます。

わい氏
わい氏

コーヒーって産地が限られてるけど、それぞれの産地や国によって味とか特徴が違うのが面白味の一つだよね。

AI豆郎太
AI豆郎太

そうじゃな、コーヒーはコーヒーベルトと呼ばれる地帯で収穫されるが、標高や風土が各国ごとに違うから、国ごとに味や特徴が変わるのが一般的なのじゃ。

コーヒーベルトとは?

コーヒーベルトとは、コーヒーの栽培に適した地帯のことを指します。具体的には、地球上の赤道を中心に北緯25度から南緯25度までの一帯を指します。この地域は、コーヒーの生産国が位置する熱帯エリアで、ブラジルやインドネシアなどのコーヒー生産国がこのコーヒーベルト上に点在しています。

コーヒーの栽培には以下のような特定の条件が必要です:

  • 乾季と雨季がある
  • 十分な日当たりと適度な日陰
  • 年間平均20℃の気温
  • 肥沃で水はけの良い弱酸性の土壌
  • 500m~2,500mの寒暖差のある高地

これらの条件を満たす地域は、コーヒーの栽培に非常に適しています。しかし、日本ではこれらの条件が全て揃う地域が少ないため、コーヒーの栽培はあまり行われていません。それでも、日本でも沖縄や小笠原諸島など、コーヒーベルトに属する地域が存在します。また、鹿児島県の徳之島では、大手食品メーカーの支援を受け、大規模かつ安定的にコーヒーを収穫できる農園を目指した「徳之島コーヒー生産支援プロジェクト」が進められています。これらの試みにより、日本でもコーヒーの栽培が広がる可能性があります。

各国で収穫されるコーヒーの特徴

コーヒーベルトに属したコーヒー生産国の中で特に存在感のある、22カ国のコーヒーについてその特徴を一挙ご紹介します。

🇧🇷ブラジル

コーヒーの王道とも言える存在。そもそもコーヒーの世界一の生産量・輸出量を誇る国です。

味はナッツやチョコレートの風味でしっかりとした味が特徴。酸味、ボディ、力強さもコーヒーど真ん中で王道。これぞコーヒーだ!と日本人が思うのはこのブラジル産地のコーヒーかもしれません。

また、アラビカ種だけでなく、一部でロブスタ種も生産をしており、コーヒーの全てを担うリーダーといった存在がブラジルです。

🇨🇴コロンビア

ヨーグルト・バターといった乳製品を彷彿させるようなマイルドな味わいが特徴です。

有名なコーヒーの産地ではありますが、実は山の傾斜がきつく農地が少ないと言う特徴があり、その為少ない農地で高い売り上げをあげる為に高品質のアラビカ種のみを生産する地域です。その為、コロンビア産と言うだけで一定の品質は保たれていると言えるかもしれません。

🇵🇪ペルー

ほのかにバニラの香りがする、ふわふわナッツの味がする酸味系のコーヒーが特徴です。

元々コーヒーの生産地としては有名ではありませんでしたが、2010年に全米のスペシャリティコーヒー協会の品評会にてペルーの豆が高評価を受けたことをきっかけに徐々にやる気を出して、今では知る人ぞ知る良いコーヒーの産地の一つとなりました。

家族経営のコーヒー農家が多く、有機農法(化学肥料や農薬を用いない、農業の形態の一つ)で作られたコーヒーが多いことも一つの特徴です。

🇧🇴ボリビア

ジャスミンと桃の風味が漂うまろやかな甘味があるコーヒーです。最高級品種との呼び声が高い、ゲイシャなども生産される地域です。コロンビアと同じように、実はコーヒーに向いている土地の広さはあまりありません、その為高級志向の生産が行われている地域です。ちなみに世界一標高が高いコーヒー農園もこのボリビアにあると言われています。

🇪🇨エクアドル

シトラス(柑橘)系でクリアな味わいを楽しめるコーヒーです。

元々、エクアドル産のコーヒーは安物であるといった印象があったのですが、世界的なコーヒー人気の高まりによって、良質なコーヒーもつくられ始めました。エクアドルの高級コーヒーは透明感があってクリアな洗練された味が楽しめます。

🇬🇹グアテマラ

カラメルやチョコレートを彷彿されるような濃厚なコクが特徴です。

グアテマラは日本でもあまり知られていない小国なのですが、実はコーヒーの生産量では世界TOP10に入る、コーヒー大国なんです。コクが豊かなコーヒーで、日本人にとっても安定したこれぞコーヒーだといった味が楽しめます。

🇸🇻エルサルバドエル

政治面や治安面で不安な国であったエルサルバドルですが、現在は国をあげて「コーヒーの国」になろうとしてます。

作っている品種はアラビカ種のみ。とくにその中でも希少なブルボン種が多く残っているのが強みです。味は柔らかな酸味を感じれるコーヒーとなっています。

🇵🇦パナマ

パナマどこよ!のパナマですが。

コーヒー好きの世界でパナマを知らぬ人はほとんどいないでしょう。世界一高級なコーヒーは「パナマのゲイシャ」であるというのは定説です。2004年の国際品評会で、ダークホース的な形で審査員を驚かして一気に有名になりました。しかも、当時の史上最高価格で落札されています。パナマのゲイシャは紅茶のような華やかさと気品に溢れているコーヒーで、他とは一線を画すようなコーヒーです。

🇭🇳ホンジュラス

超スッキリとした味わいが特徴です。

サクッと美味しいコーヒーをのみたい!と言った時にホンジュラスのコーヒーはピッタシと言えます。実は中南米で1番の生産国なのですが、その割には影は薄い模様。しかし、味はスッキリとクセがなく長くお付き合いできるようなコーヒーです。

🇨🇷コスタリカ

年々人気が出ているコスタリカコーヒー。アラビカ種のみを作っている地域で、さらにその中でも高級志向な生産を行っています。生産処理の方法として有名なハニープロセスの考案された地域でもあります。

熟したチェリーや、アロマ感、トロピカルだと思ったら一気にカカオになるような、一言で表しきれない味が特徴ですがその複雑さがコーヒー好きを今後も楽しませてくれるでしょう。

🇳🇮ニカラグア

火の国とも呼ばれるニカラグアでは苦味が少な目のキリッとしたコーヒーが作られます。

政情が不安定で日本での知名度も低い国ではありますが、シトラスとチョコレートの良さを組み合わせたかのような飲みやすいコーヒーの生産地です。

🇯🇲ジャマイカ

ジャマイカのコーヒーといえば「ブルーマウンテン」。日本では特に馴染みのあるコーヒーとなります。

ブルーマウンテンはブルーマウンテン山のなかのさらに限られた土地で作られたもののみを指し、日本で人気の高級豆です。(ブルーマウンテン全体の9割が日本に輸出されています)

木の樽に入れて輸送されるコーヒー豆のイメージを持っている人がいるかもしれませんが、あれはブルーマウンテン独自の輸送方法です。(通常は麻袋で輸送されます)

🇪🇹エチオピア

超癒し系のレモンティーのようなクリアさが楽しめます。華やかでブドウやジャスミンのような爽やかでフレッシュな風味を楽しめる産地です。ちなみに、ゲイシャという最高級品種はエチオピアの「ゲシャ村」で発見された為、ゲイシャという名前になったそうです。(日本の芸者は全く関係ないので悪しからず)

🇰🇪ケニア

ベリー感のある酸味が強いコーヒーの産地です。実はケニアにはコーヒーの研究機関があり、コーヒーの植物としての品種改良が行われてきました。サビ病に強い「ルイル11」、干ばつに強い「SL28」などかっこいい名前の上になかなかすごい品種も生みだしました。

🇹🇿タンザニア

タンザニアで有名な品種といえばキリマンジャロ。日本では、ハワイのコナやブルーマウンテンとともに3大コーヒーなどとも言われています。はっきりとした酸味を楽しめるコーヒーです。

🇷🇼ルワンダ

ルワンダのコーヒーはハーブのような独特な香りと、少し複雑な酸味が特徴です。

ルワンダホテルなどの映画でも有名な通り、今までの内戦などの問題を乗り越えようとしている地域で国全体がコーヒーづくりへのモチベーションが高まっている国でもあります。その努力も実っていて、その存在感も増してきています。

🇵🇬パプアニューギニア

さっぱり爽やかな味です。苦くもないし、酸っぱくもそこまでない。とにかくふんわり系で薄い味のコーヒーが好きな人にぴったりです。コーヒーの歴史こそ浅いですが、ティピカ種などの非常にレアな品種も生産している国です。

🇾🇪イエメン

埃っぽい独特な風味が特徴とも言われるイエメンのコーヒー。

元々、モカというコーヒーの品種はイエメンの「モカ港」から輸出されたことがきっかけで、それらのコーヒーがモカと言われるようになったようです。

🇺🇸ハワイ

ハワイのコーヒーといえば、ハワイのコナ地区で作られるコナコーヒーが有名です。

味は軽い酸味をすっきり楽しめるようなコーヒーですが、バニラやマカダミアナッツなどのシロップで味付けしたフレーバーコーヒーなども有名です。このコナコーヒーは現在では非常に希少となっており、100%コナコーヒーで飲めるのはかなり難しくなってしまったりしています。

🇻🇳ベトナム

世界一の生産国はブラジルですが、二位はこのベトナムです。生産する品種はほとんどがロブスタ種、ブレンドコーヒーのかさましとして使われるような品種です。正直言葉を選ばなければあまり美味しくないコーヒーを作っています、しかし世界中の人が安価で安定してコーヒーを楽しめてるのはこのベトナムのロブスタ種のおかげともいえます。

ちなみにベトナムの人もロブスタ種をそのまま飲むことはせず、練乳を混ぜて味を甘くして飲みます。これがご存じベトナムコーヒーです。

🇮🇩インドネシア

インドネシアもロブスタ品種の生産がメインですが、マンデリンという有名なアラビカ種も作っています。

スマトラ島ではこのマンデリンを独特な生産方法で乾燥させる為、このマンデリンは土のようなスパイシーな味がすると表現されることがあります。

わい氏
わい氏

おおお、豆知識と一緒に教えてくれてありがとう!

AI豆郎太
AI豆郎太

本内容は粕谷 哲さんが著者のコーヒー一年生という本を、自分なりに理解してからようやくして書いたものになる。コーヒーを勉強したい人はぜひ手に取って間違いのない本だぞ!