本記事ではコーヒー豆のさまざまな種類や味わいについてわかりやすく解説していきます。

今日は色々なコーヒー豆の種類を教えてもらいたいんだけど、そもそもコーヒーって植物の種なんだよね?

そうじゃ、コーヒー豆は植物学的には「アカネ科コフィア属」に分類される樹木の種子のことを言うぞ。
コーヒー豆は、コーヒーノキの果実(コーヒーチェリー)に含まれる種子のことを指します。生産されたままの生の状態を生豆、加熱加工されたものを焙煎豆と呼びます。焙煎・粉砕したコーヒー豆を湯や水で抽出したものをコーヒーと呼び、嗜好飲料として世界中で愛飲されています。

そんなコーヒーの様々な種類を説明していくわけだけど。まずコーヒー豆はおおまかに分類すると、たった2種類に分けられるんだよね。
「アラビカ種」と「カネフォラ種」の二大品種
アラビカ種:
アラビカ種はエチオピア発祥の原種で、ブラジルやコロンビアなどの主要生産地からアジア諸国まで、幅広く栽培されています。世界のコーヒー生産量の約60~70%がこの品種です。アラビカ種の特徴は、比較的高地(標高1000m~2000m)での栽培に向いていることですが、病気や害虫、乾燥や霜に弱く、栽培がなかなか難しい品種です。
カネフォラ種(ロブスタ種):
カネフォラ種は現在流通しているコーヒーの約4割を占めていると言われています。アラビカ種に比べ病害虫(サビ病など)に強く、環境に左右されにくいという特徴を持っています。「強靭な」を意味する「Robust」が名前の由来とされています。見た目はぷっくりと丸っこく、独特の「ロブ臭」と呼ばれる焦げた麦のような香りがあります。苦みの原因となるカフェインがアラビカ種よりも約3倍ほど多く、深い苦みが特徴です。アラビカ種よりも生産性は高いのですが風味が劣る為、缶コーヒーや安価なレギュラーコーヒーに混ぜて使われることが多い品種です。

おいしいのは断然「アラビカ種」なんだが、栽培が難しいから簡単に作れる「カネフォラ種(ロブスタ種)」がカサ増しとしてブレンドされていたりするんじゃよ。
産地によるコーヒーの特徴
コーヒー豆は、生産される地域の気候や環境によって味や風味が変わってくるため、コーヒー豆の銘柄は、生産地から名付けられていることが多いです。まずはは国名がついた代表的なコーヒー豆の種類を紹介します。
以下に、ブラジル、コロンビア、グアテマラのコーヒー豆について詳しく説明します。
ブラジル産コーヒー豆
- ブラジルは世界最大のコーヒー産出国で、世界で生産されているコーヒー豆の約3分の1がブラジルで作られています。
- ブラジル産コーヒー豆は、バランスの良い味わいで、クセがなく、ナッツやチョコレートを思わせる甘い香りが特徴です。
- 主に栽培される品種は「サントス」で、世界で最も生産量の多いコーヒー豆です。
- その他にも「カドテアズール」や新種の「ムンドノーボ」などがあります。
コロンビア産コーヒー豆
- コロンビア産のコーヒー豆は、中程度の酸味と丸みを帯びたコク、そしてフルーティな風味が特徴で、バランスの良い味わいが多くの人に愛されています。
- 栽培品種はすべてアラビカ種で、主に「カトゥーラ種」と「バリエダコロンビア種」が栽培されています。
グアテマラ産コーヒー豆
- グアテマラ産のコーヒー豆は、しっかりした味わいとフルーティで芳醇な香りが特徴です。
- 栽培品種はほとんどがアラビカ種で、ブルボン種が一番多く、ティピカ種を栽培している農家もあります。
これらのコーヒー豆はそれぞれ独特の風味と特性を持っており、その特性を活かしたブレンドや焙煎方法により、さまざまな味わいのコーヒーが楽しめます。お好みの風味を見つけるためにも、様々な種類のコーヒー豆を試してみることをおすすめします。
また、下記のようなコーヒーも生産される地域の名前と紐づいた、ブランド力のあるコーヒー豆です。
- キリマンジャロ: タンザニアで生産される上質なアラビカ種コーヒーで、全世界に占める生産量は約0.7%と非常に少ない豆です。
- ブルーマウンテン: ジャマイカのブルーマウンテン山脈で栽培されるアラビカ種のコーヒー豆で、付加価値のついた特定銘柄の1つです。
- モカ: アラビア半島のイエメン共和国にある港町・モカに由来し、エチオピア産とイエメン産のコーヒー豆を合わせて「モカ」と呼ばれます。チョコレートのような力強い香りとフルーツのような強い酸味が特徴です。
- ブラジル: ブラジルで生産されるコーヒー豆は、約7割がアラビカ種でブルボン、カトゥーラ、カトゥアイ、ムンドノーボといったブルボン系の栽培品種が主に栽培されています。
- グアテマラ: 中央アメリカに位置する国で、国土の半分以上が山岳地帯であるため、標高の高い地域で栽培されたコーヒー豆が特に有名です。芳醇な風味と酸味が特徴的な味わいを持っています。
- コロンビア: コロンビア産のコーヒー豆は、中程度の酸味と丸みを帯びたコク、そしてフルーティな風味が特徴で、バランスの良い味わいが多くの人に愛されています。
- コナ: アメリカ・ハワイ島の西岸にあるコナ地区で栽培されているコーヒー豆のブランドを指します。世界で流通しているコーヒー総生産量のたった1%以下にすぎない希少なコーヒー豆です。
- マンデリン: インドネシア産のコーヒー豆で、品質が高く希少価値が高いことから、最高級銘柄の1つとされています。
これらのコーヒー豆はそれぞれ独特の風味と特性を持っており、その違いを楽しむことができます。
また、コーヒー豆は産地だけではなく、そのコーヒーの品種によっても風味が変わってきます。そもそも国によって、栽培されている品種が違ったりするので、国による味の特徴の方が見分けやすかったりする場合もありますが。複数品種を一つの国で栽培している場合などもあるので、その場合は品種を見て味の特徴を想像することも可能です。
アラビカ種のコーヒーで有名な品種
アラビカ種のコーヒー豆には多くの品種があります。以下に代表的なものをいくつか紹介します。
- ゲイシャ: エチオピアが原産国で、香水のような甘く爽やかな香りと、オレンジやグレープフルーツなどの柑橘を思わせる酸味や、チョコレートやハチミツを思わせる濃厚な甘みが特徴です。
- ティピカ: アラビカ種の中では最古の品種と言われています。病害虫に弱く生産性が低いですが、良い条件で栽培されたものは豊かな甘みがあります。
- ブルボン: ブルボン種はティピカ種がブルボン島で突然変異して生まれた品種です。豊かな酸味と独特の渋みが特徴です。
- アマレロ: 別名「イエローブルボン」。ブルボン種の変種で、完熟すると実が黄色く染まるのが最大の特徴です。
- スマトラ: スマトラ種は穏やかな酸味と重厚で奥行きのあるコクがあり、独特の苦味を有する品種です。
- カトゥーラ: 1937年にブラジルで発見された、ブルボンが突然変異して生まれた品種です。豊かな酸味と独特の渋みが特徴です。
- ムンドノーボ: やわらかい甘み、ナッツやカカオのような香ばしさとほろ苦さでバランスの良い味わいです。
焙煎度による味の違い
また、コーヒー豆は品種や産地の違いに加えて、焙煎をどの程度までするかによって味や風味が変わってきます。
コーヒー豆の焙煎度合いの種類とそれぞれの味や風味の特徴を表にまとめました。
| 焙煎度合い | 味 | 風味 |
|---|---|---|
| ライトロースト | 酸味が強く、苦味は少ない | 原料の豆の風味が強く出る |
| ミディアムロースト | バランスの良い酸味と苦味 | 豆本来の風味と焙煎から来る風味が混ざり合う |
| ダークロースト | 苦味が強く、酸味は少ない | 焙煎から来る風味が強く、焦がし香ばしい風味がある |
お好みの味と風味を見つけるために、色々な焙煎度合いのコーヒーを試してみてください。

コーヒーの味の違いは、産地x品種x焙煎具合x保存日数 など多くの条件がかけ合わさって違いが生まれてくる。だからこそ奥が深い世界なのじゃ
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